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赤ちゃんからの成長と身体の動きの獲得について

子供の身体の動きを勉強するために幼稚園での体操教室のお手伝いをさせて頂いています。幼稚園の体操教室で子供たちの身体の動きを見ているといろいろな気づくことがあります。

 

 

直 整体院  京都 四条烏丸 院長の鶴山 直(タダシ)です。

今日のブログにご訪問頂きましてありがとうございます。(^^)/ 

 

 

私が行かせて頂いている幼稚園の体操教室は2園ありまして、年中さんクラスと年長さんクラスの園と、年中、年長クラスに小学生クラスがある園があります。

 

もちろん園が違うとそこに通う園児の持つ雰囲気も身体の動きも違ったりするので面白いです。

 

それぞれやることは一連の流れがありますが、最初にやる準備体操、基礎のトレーニングを持ていると、一人一人の身体の動かし方の得て不得手が見えてきます。

 

子供の「運動能力の差」は身体の「成長速度の差」と言うこともありますので、あまり気にしないのですが、身体の可動域や体幹の強さ、体幹と四肢(手腕足脚)との連携具合などがしっかりしている子としていない子の差は良く分かります。

 

連携がしっかりしていない場合は、「手腕に力が入っていない」、「おなかから脚、足のつながりが弱い」、「腕脚をシッカリ曲げて身体を丸めれない」などなど。

 

 

身体の動きについては、私たちがこの世に生まれて赤ちゃんとして「仰向け」で生活を始めて、立ち上がって足で「歩く」ようになるまで誰にも教わらないでできるようになりますよね。

 

人間の本能で動きを獲得していくように遺伝子にプログラミングされています。

 

 

「原子反射」と言う言葉がありますがご存じでしょうか?

 

赤ちゃんの足の裏を指でなぞると反射的に赤ちゃんは足の指をパーーっと開いたり、赤ちゃんの手の平に自分の指をあてると赤ちゃんにギューって握られたりします。

 

赤ちゃんは物心はついてないので、勝手に身体が動いているのです。

 

これを繰り返し行うことで、自分の意志で身体を動かすことができるようになっていくんですね。

 

「原子反射の統合」と言います。原子反射の統合は徐々にされていくと言われていて、大体60%統合できれば次の反射に移るようです。

 

この原子反射が十分に統合されずに移っていくので多少原子反射が残って成長してしまうことがあります。

 

そうなると、大人になってからもある一定の動きができにくかったり、苦手だったりするんですよ。スキップができなかったり、運動音痴なのもその原因と言われています。

 

 

私たち人間が「赤ちゃんから歩くまでに行う動き」は、「原子反射を統合」しつつ、歩いてから身体を動かしていく為に必要な四肢と体幹のバランスを取り、機能を獲得するために必要なそしてとても重要な工程なのです。

 

 

と、偉そうなことを書いていますが、私も自分の子供が小さい時はそんなことも知らなかったので息子には悪いことをしたな・・・。今、息子が生まれたばかりなら、しっかりと上手に彼のタイミングで動きを獲得していけるサポートをしてあげることができたのに・・・と深く反省しております(>_<)

 

 

自我が目覚めてしまってからでは身体も意識と共に固まり始めるので、身体の動きを獲得するのは園児くらいの時の方が良いかもしれません。

 

 

ある園の理事長先生にお話をお聞かせ頂いた時に「園児たちの本来の身体は球体のように丸く跳ねて動いているんですよ!」とおっしゃっていました。

 

 

幼稚園児の年中さんたちを見ていると「今の一瞬一瞬を本能で動いている」って感じで、日によってご機嫌の悪い子はぐずりだしたり、突然「体操イヤイヤ星人」に変身したりして、大変な日もあります(^^;) 毎日一緒に過ごしておられる幼稚園の先生たちは本当にすごいと思います!

 

年長さんになると、ガラッと見せる表情もお兄ちゃん、お姉ちゃんになり、しっかりと自分の気持ちを真に持っていると感じさせてくれます。

 

小学生クラスは1年生から4年生くらいまでがいるので一人一人違いますが、シッカリ目標を持って動く意志を持って体操をしているのを感じます。

 

 

 私たちが子供だった頃の時代とは違い、現在の子供たちは生活様式から身体がとても硬くなっているように思えます。

 

それは、子供たちの周りにいる私たち大人が「身体はゆるめる」ことを教えていないからなのかもしれません。

 

 

助産師さんの話では、最近「硬直」して生まれてくる赤ちゃんも多いそうです。

 

「身体が硬い」と言うと「手足の可動域の事」と思われがちですが、身体の筋肉が硬いのです。皆さん、筋肉が硬いと身体を自由に動かすことができると思いますか??

 

 

筋肉はすぐに硬くなりますよ。

 

疲れても、動き過ぎても、叱られても、怒鳴られても、いじわるされても、「頑張って!」と声を掛けられても。

 

 

赤ちゃん、子供たちの身体(筋肉)を周りにいる大人が必要な時にシッカリゆるめて上げる意識を持って接してあげたいものです(^^♪

 

 

将来の目標としてですが、「親子で楽しく身体をゆるめて、一緒に動きを獲得していける教室」みたいなモノを作っていきたいと思います。

 

 

興味ある方はご一報ください(^_-)-☆

 

 

追伸

先ほど14;46に新月を迎えました(^^♪ 

新月は浄化とスタートのタイミング。満月に向かって達成していきます。

皆様も、将来の夢や叶えたい目標などを今夜の月にお願いしてみてはいかがでしょうか?(新月なので見えませんけどね(^^;)(笑))

 

 

今日も最後までありがとうございました!

 

 TADASHI SEITAIIN  KYOTO  SHIJYOUKARASUMA

“Isometric care”&“SATO's Lymphcare”&“JIKUPITA care” 

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