幼稚園での体操教室

今年の４月から京都市内2カ所の幼稚園で体操教室のお手伝いをさせてもらっています。まだ4か月ですが、気づいたことを今日は少しお話します(^^)/

京都・四条烏丸　ボディシェイキングスタジオ　クレインの代表タディこと鶴山直史（タダシ）です。今日のブログにご訪問頂きましてありがとうございます。(^^)/　

もちろん普段の身体の使い方の癖で固まってしまっているのも原因としてはありますが、

無意識に力が入るのは小さな時からの身体の癖だったりするのではないかな？？と思ってたんですね。

それで今年の春から幼稚園で体操教室をされているところにお願いして、週に2回、２か所の幼稚園に数時間補助で指導をさせて頂くことにしたんです。

幼稚園児は年中さんと、年長さんです。たった一年しか変わらないのにすべてが全然違うんですね(^^;)　幼稚園の先生の大変さもとても実感しました。

 さて、子供たちの身体の使い方や動きを見ていて、やはり個人差が気になるところです。

上手く身体を使えている子とそうでない子の違いです。

特に腕の使い方が弱い子が多いんです。幼稚園児なので身体の発達具合から言ってそんなに腕力があるわけでもありません。

日々の遊びの中で少しずつ筋力がついてくるのですが、決まった動きしかしていないと、

それ以外の動きで使う筋力が養えないんですね。

体操で使う筋肉と筋力が無いとやはり上手に身体を操作することはできません。

更に身体を動かすときに「自分の動きのイメージ」と「本能での実際の動き」にズレが起こります。

自分では「先生のお手本」の動きをしているつもりやけど、実際にはそうなっていない。とか(^^;)

園児たちの身体の動きで少し気になっているところを紹介します。

【前回り】

• シッカリ両手の掌を開いてマットにつけない。
• 両足でマットを蹴れない
• 回ろうとすると身体が伸びて丸まれない。

【後ろ回り】

• 後ろに回る勢いがない。
• 回ろうとすると身体が伸びて丸まれない。
• 両手の掌でマットを捕らえられない。

【鉄棒前回り】

• 鉄棒に乗ってから下を向こうとすると、背中が伸びる
• 回る時に手が離れる

【鉄棒逆上がり】

• ヒジの曲げが無く腕が伸びきってしまう。
• 鉄棒にぶら下がって足を上に蹴れない。
• 開店に勢いがない。

もちろん園児全員がこういう状態ではありません。身体を上手に動かせる子の方が多いくらいなんです。

日頃遊んでいる時に体中の筋肉が動いていて筋力も上がっていくので、どんどんできることも増えていきますし、毎回同じ動きをしていきますので、その動きを獲得していけばスムーズにできるようになっていきます。

それよりも身体を丸める時に反射的に起こる伸びる動きや無意識に鉄棒から手が離れるとかが少し厄介です。

実はこの幼稚園では小学生以上クラスって言うのもあるのですが、身体が大きくなっても反射的な癖は残っている子供がいるんです。

やはり、子供のころに獲得できなかった動きが大人になっても残るということなのでしょうか？？(^^;)

この辺のことはまた次回のブログに書いてみますね(^_-)-☆