生きているなら身体は膨らませることができる　その１

例えば肋骨ってイメージすると骨組みの様な感じがしますが、肋骨の間には肋間筋と言う筋肉が有って伸び縮みするんですね。ですから沢山の空気を吸い込むと胸が大きく膨らむんです。

京都・四条烏丸　ボディシェイキングスタジオ　クレインの代表タディこと鶴山直史（タダシ）です。今日のブログにご訪問頂きましてありがとうございます。(^^)/

そうなんです！膨らむんですね。

でも！実際にあわただしい普段の生活の中で意識して胸を大きく膨らませるような呼吸はしていられませんよね。意識すらすることも無かったと思います。

しかも、両肩が巻き肩になっていて、猫背になっているあなたの肋骨は前に潰れて、その中にある肺は圧迫され、心臓も圧迫されて苦しんでいたかもしれません( ﾟДﾟ)

僕たちアラフィフ世代が子供の頃の「おじいちゃん」「おばあちゃん」といわれた６０歳を超えたお年寄りたちは関節が伸びなくて、徐々に小さくなって行っていたように記憶しています。年と共に縮んでいくもんなんだと子供ながらに思っていました。

勿論、腰が曲がったままの原因が脊椎の圧迫骨折などの原因であったりすることもありますし、一概に自然に伸びなくなっていくとは考えられませんが、身体は使い方で変わって行くものです。

痛めたりして関節を伸ばしていない期間が長ければ長いほど、伸びなくなるのもです。それだけ筋肉も動いていなかったんですね。

では、最初のあなたの肋骨に戻ってみましょう。

内臓と言う生きていく上でしっかりと機能されていないといけない大切なモノを入れて運び、保管しておく容器としての肋骨。その中に胸腔と一部腹腔が入っています。要は骨格の中は袋状になっているんですね。

その胸腔、腹腔のスペースが狭くなって内臓の動きが悪くなると、内臓の機能障害にもなってきます。その前に身体のアチコチにサインを送るんですね。

首肩コリ、腰痛等など。肩こりは正に肩が巻くことで完成されます(=_=)　胸の筋肉（大胸筋）が収縮している状態ですね。そうすると肩も上に上がって来て首も詰まってきます。

これらを改善するためには胸の筋肉を開けて大胸筋を膨らますことが大切です。どうするか？？腕の使い方を意識してみるんです。

• 両手の平を斜め前に向けて、肘を身体の内側に向けます。
• 肩甲骨が身体の外側に移動してくると思います。

これだけで、胸の筋肉が開いているんですね。肩も下がって、呼吸もしやすくなりますし、肋骨も潰れていないので呼吸もより深くシッカリ吸って、長く吐ける気がすると思います。

この呼吸をする時に、肋間筋もシッカリ動いてくれるのでどこまで膨らますことが出来るか試してみて下さい。

馴れてくると肋骨の後ろの方も広がって行くのを感じてもらえます(^^♪

呼吸が深くなると吐く時が特に副交感神経が優位に働くので、筋肉の内圧が抜けてパンパンになっていたのがフワっとゆるんできます。

ようは筋肉がリラックスモードに入るので「コリ」が楽になるんですね。

私たちは生きています。生きていると呼吸します。呼吸することで身体のエネルギーを燃やしています。それが筋肉を動かし、休憩させ、熱を生み出しているんです。その結果、筋肉が膨らみ（拡張）、身体も膨らむんですね。

生きているうちは肋骨など身体は膨らみます。シッカリ膨らませて動きましょう。膨らんだ分縮みますので動きやすくなると思います。

その２ではもっと身体の内なる部分の膨らみの事を書きたいと思います。

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