京都・四条烏丸 ボディシェイキングスタジオ クレインの代表タディこと鶴山直史(タダシ)です。今日のブログにご訪問頂きましてありがとうございます。
自分の姿勢は「悪い」と思ってる人はとても多いと思います。
自分だけではく子育て中のママさんやパパさんも子供さんの姿勢が悪いと気にしておられたり、しっかりと言い聞かせたり、物心つく前から褒めて良い姿勢になるようにしたり、色々あの手この手と奮闘されておられるかもしれませんね。
そもそも、「良い」姿勢とはどういう姿勢なのでしょうか??とても大切なのは「誰から見て良い姿勢」なのか?で随分変わってくると思いませんか?
もちろん、8割くらいは他人から見ての姿勢だと思います。自分の姿は鏡やお店の試着室やショーウィンドウに映った時しか見れないですからね。
私たちは小さい子供のころから「気をつけ」を叩きこまれてきました。
ウィキペディアによると、
「気をつけ」は各国の軍隊、準軍事組織、警察の基本教練科目に必ず取り入れられている姿勢、号令である。さらに、マーチングバンド、応援団、ボーイスカウト、日本の学校教育などでは、一般市民の教育やしきたりとしても取り入れられている。そのため、近代以降は「気をつけ」は目上の人物への敬意や集団の規律を表す世界共通のボディーランゲージとなっている。
私たちが親や学校の先生から教えられた時は「背筋を伸ばす」「お腹(腹筋)に力を入れる」「頭を真っ直ぐ」などなど
いろいろ付け加えられていたみたいですね(笑)
いずれにしても、「気をつけ」は日常でとるべき姿勢ではないようです。まぁ、少したとえが極端だったかもしれませんが・・・。
例えば、人から見られて、「シャンと」「スキッと」「格好良く」「スマートに」「仕事が出来そうに」「しっかりしていそうに」「清潔感がありそうに」立って見えればそれで「良い姿勢」と言ってよいのでしょうか?
座っている時の姿勢は、勉強や作業の効率が良くなる、集中できる座り方かどうか?っていうのもあるとは思いますが、
「悪い姿勢な自分を他人に見られたくない」と言う心理もあると思います。
いずれにしても、「良い姿勢」と言われている姿勢は、それをやろうとするととても身体に負担が掛かりませんか??
「良い姿勢」をするために
- 気を張って
- 背中を反って
- 歯を食い縛って
- 静止して
- 緊張して
- 気が休まらない
こんな事をしていたらホントに疲れるだけですよね。
ちょっと「良い姿勢」のポイントの見どころを変えてみませんか??まずは身体の構造を見て下さい。
横から見ると、私たちの背骨にカーブがついているとすぐに分かりますね。しかも、胸椎は後ろ向けに湾曲しています。
はい、心臓や肺を入れておくスペースを作る為もありますが、地球の重力を受け止める為のカーブでもあります。
真っ直ぐ普通にしていても猫背のように背中が丸まるような形をしているんですね。では何故姿勢が悪く見えるのでしょうか??そこに犯人がいるような気がしませんか??
犯人は「巻き肩」なんですね。
人は上半身が前に曲がるようにできていますから、疲れたりすると身体を丸めた方が楽ですからついそうゆう体勢にしてしまいがちです。でもそれに身体が慣れてくると、上の悪い姿勢の様な身体の不調も出てきます。
下の写真を見ると、バストアップの関係性もありそうですね。(いや実際あるんですが!!)
この「巻肩」ですが、直すのは意外と簡単です。
私たちの腕は鎖骨と肩甲骨がユニットになっていて、胴体に合体しているんです。腕(手の平)を内向き、外向きに回転(外旋、内旋)させると、鎖骨も、肩甲骨も一緒に動きますね。
手のひらを外向けると胸の筋肉が開いて肩も開くのが分かりますか??もう一度鎖骨の下胸の上あたりに手の平を置いてみてやってみて下さい。胸の筋肉が開くのが手のひらで分かると思います。
これで、「巻き肩」ではなくなりましたね。ただ、手の平を外に向けたままだと、手が使えない状態になるのでひじから下の部分だけをくるっと内旋して下さい。そうすると、肩が開いたまま手も使えるようになりますね。
インスタグラムで1分で解説してますので見てみてください。(良ければフォロー&メッセージお願いします)
ご自身はもちろん、ご家族(子供さんたち)皆さんで1分だけなので動画を見せてあげて下さい!!自然と胸を張れてしゃんとした姿勢に変身できると思います。
子供さんたちを指導されている学校の先生や幼稚園、保育園の先生をされている方にも知って頂き現場にフィードバックして頂きたいです。
みんなで楽に良い姿勢になりましょう!!
今日も最後までありがとうございました!
KYOTO Body Shaking Studio CRANE TADDY
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