お不動さん巡り 京都ツアー

こんにちは、クレインの鶴山（タディ）です。ブログにご訪問ありがとうございます！

先日はなかなか次に回れていなかった「近畿三十六不動尊霊場」巡りしてきました。妻と先に西国３３カ所を先に巡っていたのでついつい、お不動さんまで回り切れていなかったので４０代で一回りするという計画が今年中はヤバくなってきました・・・。

天気と自分立ちの体調と相談して、比叡山を上るか？、京都市内を巡るか？だったのですが、天気も良さそうだったのでバイクで京都の３軒を巡ることにしました。

この、近畿三十六不動尊霊場巡りは人生のうちに３回巡るのが良いとされているそうです。これは最初巡り始めた時は知らなくて、京都山科にある岩屋寺のご住職とお話しさせて頂いた時に教えて頂きまして、それからお念珠も頂き巡るようになりました。３６カ所なので３回巡って１０８。丁度人の煩悩の数と同じなんですね。お念珠はひと巡りずつ３６個をつないでブレスレットにしても良いし、１０８個貯めてからネックレスにして一緒に棺に入れてもらうのでも良いそうです。いずれにしても、途中からなので２回巡り終わった時に考えようと思います。

意外と京都から遠いところもあるので大変なのですが、これがないと一生行かないだろうな？と言う場所もあるので楽しんで巡っていきたいと思っているんですよ。

次に向かったのは、第１９番「青蓮院門跡（しょうれんしん　もんぜき）」ここにはこれまた国宝の「青不動明王画像」があるんです！

不動明王は大日如来の化身として拝まれるようになったのですが、この不動明王を拝むということは大日如来、つまりは宇宙の中心に向かってを拝むということで、自分が宇宙の中心に溶け込み、宇宙と一体になるという思想に基づくものなのだそうです。

さらに！不動明王には５色（青・黄・赤・白・黒）があり、その中でも青は最上位にあたるということで「不動明王の中の不動明王」ということになるのだそうです！それしにしても二番目の黄色から一番目の青へと凄い国宝のハシゴです（笑）

しかし？！ここにはちょっとした罠が待っていました？！お不動さんは東山の山頂に平成26年１０月にできた大護摩堂「青龍殿」におられるのでした。御朱印もお念珠も山頂で頂けます。（何故かお念珠だけなら門跡でも頂けるそうです。）しかも、山頂の将軍塚に行くにはバイクが登れない道なのでバスで行くしかない。「うげっ！」しかも、粟田神社のお祭りで御神輿部隊がもうすぐこの前を通るので通行止めになるという・・・。仕方がないので三条通に出てから京阪バスで山頂へ。無事に到着し、お参りして東山からの景色も堪能できました。これから青不動さまに会いにい行かれる皆さまはくれぐれも山頂におられますのでお気を付け下さい！！急いで京阪バスで下山して次の場所へ移動です。今度は京都の西、嵐山方面です！

さて、下山すると神輿も移動していてバイクも出せるようになっていましたので、いざ西へ！向かうのはこれまた有名な「大覚寺」。お不動さん巡りでは第１３番です。今年の大覚寺はとても特別な年なんです。「戊戌開封法会（ぼじゅつかいふうほうえ）」として『６０年に一度の勅封般若心経』を特別公開されています。

1200年前の平安時代、都で大飢饉による疫病が流行り、時の帝であられた嵯峨天皇様は、弘法大師様のお勧めにより、御写経をなされ、勅封（封印）として奉安し、国民の安泰を心から願われました。

奉安された年が弘仁九年（818）の戊戌（つちのえ・いぬ、ぼじゅつ）の年であり、以来60年に一度、大覚寺では、その御写経（勅封心経）をご開封し、天下泰平をお祈りする伝統儀式「戊戌開封法会」を執り行います。～京湯元ハトヤ瑞鳳閣さまHPより～

と言うことで下の写真の右下の登録有形文化財の「心経殿（しんぎょうでん）」の中で嵯峨天皇の直筆の文字を拝見することが出来ました。もちろん撮影は禁止です！

なんか思い付きで行動している割にはラッキーでした。しっかり、お不動さんの御朱印、お念珠も頂くことが出来たので良かったです。この日はとても蒸し暑く、夏がぶり返したような日でしたし、とても疲れましたが、１日で3カ所も行けたので大満足でした！

まだまだ、遠い吉野や高野山もありますがコツコツと巡って行きたいと思います。

最後までお付き合いありがとうございました！

京都四条烏丸

ボディシェイキングスタジオ クレイン

代表　鶴山直史（タディ）